「やりたいことが、たくさんあるんです!」
内定後の学生さんのよくあるセリフ。
自分もそうだった。
トヨタグループだし、もう就活なんかいいから
早く学生生活を取り戻したい、と、思った。
でも、自分が唯一後悔している時期が、内定から入社までの、グレーゾーンの期間。
「社会ではやりたいことができないから、今のうちにやっておきたい」
そうかな。
社会ではやりたいことができないのか。
社会人は確かに大変。
四六時中仕事のことや生活のことを考えなくてはならない。ある意味、学生時代の呑気さは無くなる。
(社会に出て呑気な場合は、仕事をしていないか、自分のことばかり考えているか、どちらか)
でも、どうだろう。まず自分で稼いだお金。住む場所。時間の使い方。自己投資。出会い。
何もかもが自由になるのは、社会人になってからなのではないだろうか。
そして、親孝行、祖父母孝行も。
自分で自由にできるし、幅も広がる。
大人になるというのは、教えてもらったことを、今度は教えていくということなのではないのだろうか。
「自分はやってもらったけど、皆にはやらない。」
なんだか、理にかなっていない。
「長い社会人生活をメチャクチャ楽しみたいので、今から何もかもやりたいんです!だって、ハードな毎日をどう楽しむじゃないですか!」
ReaLの4年生コースに進む学生さんは、「将来も楽しみ続ける」ことを前提に、事前に社会人でしか味わえないチームビルディングで成果を出すというコースに進む。
でも、その意思に敬意を表したい。
人と違うことをする、継続することの大切さを知っている学生なんだな、と思い、ますます成長してもらう。
この世の中選択肢が多すぎて、あっちにフラフラ、こっちにフラフラしていて、自分を持てなくなってきているのは事実。
だからこそ、自分が本当にどうなりたいかを持っている人が勝ち抜く。
ReaLはこれからもそんな組織であり続けたい。