本気になるということ

ReaLブログをご覧の皆様、こんにちは。
今回の卒業ブログリレーは私、長野ReaL5期、S大学のYが担当させて頂きます。

私がReaLで得た財産は、仲間や後輩の存在と、「やりきった」という事実です。
中学の部活や大学のサークル活動が2年も続かなかった私は、ReaLに入るまで後輩から頼られる先輩になることもなければ、1つのことをやりきった経験も数えるほどしかありませんでした。人が普通にできることがなぜ自分にはできないのか、これが人生最大の疑問でした。

ReaLの活動を通して自分になかったものを得られたのは、就職活動に本気で向き合えたから、そして自分や仲間と本気で向き合える環境があったからです。

就職活動では、解禁前から行きたい企業が決まっていたため、目標に向かって一直線に行動しました。長野ReaLcafe、Skype会議室、個人Skype、虎の巻や東京ReaLcafeへのSkype参加、東京で開催されたOBOGセミナーへの参加、これらの場以外での個人的なReaL生とのやりとりなど、目の前にある手段を最大限に活用し、GDや面接の練習に日々明け暮れました。その結果、目標に達することができました。

本気で頑張れたからこそ、自分の経験を後輩に伝えたい、後輩のみんなにも自分のように納得いく形で就職活動を終えてほしいという気持ちを自然と抱くようになりました。過去の自分は「後輩に負けたくない」と見栄を張るばかりで、このような気持ちになれたのは初めてでした。

就職活動終了後は、長野ReaL5期生主催のイベント「信!ポジウム」の開催に向けて企業営業と学生集客を行いました。本番の2週間ほど前、メンバー5名のやるべきこととやりたいことのバランスが保てなくなり、イベントの開催が危ぶまれた時がありました。入ゼミ前の自分なら、この時点で開催を諦めていたかもしれません。しかし、お互いにフィードバックし合い、常に一緒に頑張ってきた長野5期のみんなだからこそ、感情を露わにし、自分の言葉で本音をぶつけることができました。
自分たちが何のためにここReaLにいるのか、イベントを通して誰にどんな価値を提供したいのかといった原点に再度向き合ったことで、もう一度5人揃って目標達成に向けて邁進することができました。結果として、「信!ポジウム」に参加して下さった2・3年生のうち3名が、新たにReaLの仲間に加わりました。

見栄を張るのではなく、本気で何かに取り組んだり、仲間や自分と本気で向き合って最善を尽くそうとする姿を見せることで、ついてきてくれる人は絶対にいるし、その存在に触発されて自分もさらに頑張れる。組織としても頑張れる。仲間の存在とついてきてくれる後輩の存在があったからこそ、最後までやり遂げることができました。

そして”本気”の二文字の欠如が、自分が中学や大学で部活が続かなかった本当の原因だったとようやく気付くことができました。こうした気付きが、ReaLでの最大の変化=成長だと感じています。就職活動終了後もReaLで活動し続けたからこそ得られたこの学びは、社会人になった後も必ず生かしていきます。

後輩のみなさんには、就職活動が終了しても学び続ける姿勢を持ってほしいです。卒業研究が忙しくなったり、就活のことはさっぱり忘れて友達と遊びに出掛ける学生が多いですが、内定後から卒業を迎えるまでの期間も、貴重な学びの時間です。その一つの手段としてReaLを選んで頂けたらとても嬉しいです。

最後に、西村さん、これまで関わって下さった全ての皆様、誠にありがとうございました!今後ともよろしくお願い致します!


実践型就活&キャリアデザインゼミナールReaL

実践型就活&キャリアデザインゼミナールReaLは、高校2年~大学4年を対象にコミュニケーション能力、語彙力、人間力を鍛える実践型就活&キャリアデザインゼミナール。机上の論理を学習する大学の講義形式ではなく、リアルな就業現場見学、各業界のビジネスパーソンとの勉強会、実体験に基づいた企業研究、将来のキャリアデザインを行ったうえで納得した内定取得98%の成果をあげ、11年間で900名以上の社会人を輩出している画期的なゼミナール。