このブログ記事、伝わって。

みなさん、こんにちは!
宮崎ReaL6期の小田です。
ReaLを知って入ゼミしてから1年以上が経過し、先日大学より一足早くReaLを卒業しました。私がReaLを含めた大学生活で得たことなどをこの記事を見てくださっている方に共有できればと思います。
内容の受け取り方は様々かと思いますが、わずかでも私の思いが伝われば嬉しいです。

まず、なんのために大学に入ったかについてお話させていただきます。
私は幼少期から英語に触れてきて、高校も英語科に入学するなど海外に興味を持っていたので、大学では英語以外の他の言語を学びながら国際的に高い視座を持ちたいと考えました。また、大学で幅広い学問知識を学べば自分の興味に気づくことができ、そこからキャリアビジョンを明確にできるのではないかと考えました。

そんな理由から入学した大学でしたが、私はここで自分の興味のタネは元々自分の中にあり、それを刺激するために積極的に行動を起こす重要性というものを学びました。入学当初は先述したように言語や幅広い知識を学ぶつもりでしたが、受動的な姿勢だったせいか思ったより勉学に打ち込むこともできず、学問からキャリアに繋げるようなこともできませんでした。
また、初めて大学でリア充やアルバイトなどを経験したことで、人間関係についても諸々学ぶことがあり、非常に貴重でした。

さて、以上が大学でのできごとですが、ここからはReaLについてのお話です。
私がReaLに入ゼミしたきっかけは、大学3年の12月19日に宮崎で開催された「”就活を楽しむ秘訣”教えます!」という宮崎ReaLのイベントです。3年の6月から就活を始め、夏には東京に1ヶ月滞在して就活に精を入れていた私ですが、夏の就活を終え宮崎に戻ると、就活を意識することが少なくなってしまいました。そんな、「宮崎でも就活の話ができる環境があればいいのに」と考えていた頃にこの12月のイベントを宮崎ReaLに入ゼミしていた先輩に紹介していただきました。

イベントでは正直な話、「怪しいな」と思いました。経歴を言われてもそれが本当かどうか確かめる方法はないですし、入ゼミすれば月3000円も取られます。
ですが、もしかしたら何かしら自分の成長に繋がるものが得られるかもしれないし無意味だと思えばいつでも辞めればいい、また、来年就活をする後輩がもしReaLに入ゼミすることを考えた際に自分が入ゼミして経験していればオススメできるか否かの判断もできると考え入ゼミを決意しました。

そんなReaLで私は様々な経験をさせていただきました。イベントや面談、他のReaL生との交流、農業体験などたくさんありますが、中でも特に心に響いていることは、「伝わる」ようにすることの難しさです。

ReaLに入ゼミすることのきっかけとなったイベントからずっと代表の西村さんから「伝える・伝わることの大切さ」を聴いてきました。
これは就職活動を通じて非常に大きなテーマだと実感しました。例えばエントリーシートでは自分の魅力や熱量が「伝わる」ように書く、グループディスカッションではメンバーに自分の考えが「伝わる」ように話す。
もちろん就職活動以外でもこれは通じることで、誰かを説得するにも、自分を表現するにも、何かを誰かに教える時でも「伝わっているかどうか」は常に意識する必要があります。
伝わるように伝える。一見、当たり前のように聞こえるかもしれません。しかし、このテーマの難しいところは、伝わっているかどうかは主観ではなく相手の反応によってしか評価されないという点だと考えます。
いくら自分が「伝わる」と思っていても、相手に「伝わっていない」のであれば無意味です。
特にこれが難しい場面が、団体やチームなどでの方向性や意見の擦り合わせではないかと思います。根本の目的や思いなどは同じにも関わらず、メンバー間で「伝わらない」ことが増えるとそれはチームの歪みとなって崩壊に繋がってしまう恐れがあります。これは同じ伝え方でも受け取り方は人によって異なるからです。実際に、私が所属していた宮崎ReaLでも数人のメンバーがReaLを辞めてしまいました。理由は様々あるのかもしれませんが、西村さんの熱い思いが「伝わらなかった」ことも原因の1つだと思っています。「伝わる」ことを日頃から重要視している方ですら、この様なことがあるのですから、その難しさをひしひしと感じざるを得ませんでした。
私の持ち前の我儘で頑固で斜に構えがちな性格では、まだまだ未熟でしかありませんが、これがReaLで一番学んだことです。

私は就職活動を始めるまでキャリアについて何となくしか考えていませんでした。ぶっちゃけ自分が社会に出て働くイメージなんて持てませんでした。ただ、こんな私でも何とか現時点で自分の納得できる進路を実現できました。だからと言うのは少しおかしな話かもしれませんが、気負いすぎずにやってほしいです。
就職活動が嫌で極めたい趣味があればそちらに没頭するのも素敵だと思います。それが将来役に立つこともあるかもしれません。
しかし、「選択肢をなるべく多く持つ」べきだとは考えています。したいことがあるにしろ、それをしない場合のことも考えたり、就職活動であれば、どのサービスどの就活支援団体を使うかだったり。このように、可能な限り選択肢を持つようにすれば、自然と意思決定の際にある程度考えざるを得なくなりますし、自分の可能性に気づくきっかけなんかにもなるかもしれません。
もし「いいな」と思ってくれれば何となく意識して学生生活を過ごしてほしいとこ思います。

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実践型就活&キャリアデザインゼミナールReaL

実践型就活&キャリアデザインゼミナールReaLは、高校2年~大学4年を対象にコミュニケーション能力、語彙力、人間力を鍛える実践型就活&キャリアデザインゼミナール。机上の論理を学習する大学の講義形式ではなく、リアルな就業現場見学、各業界のビジネスパーソンとの勉強会、実体験に基づいた企業研究、将来のキャリアデザインを行ったうえで納得した内定取得98%の成果をあげ、11年間で900名以上の社会人を輩出している画期的なゼミナール。