皆さん、こんにちは。
山口ReaL6期、山口県立大学のFです。
卒業ブログリレーということで、これまでのReaLで経験について振り返って見たいと思います。
まずは、私自身なぜ、何のために大学に入ったのかということです。その理由は将来の選択肢を増やすためでした。高校生だった当時の私は特に将来の具体的な目標や、やりたいこともなく、大学に行って様々な経験を積めば何か見つかるかしれないと考え大学に入りました。高校生の頃から英語の語学や歴史、文化など社会科系科目が好きであったためその両方が学べる国際文化学部のある大学に進みました。
大学在学中には交換留学を経験し、その経験から「自分の足で情報を取ることの重要さ」を学びました。大学の卒業論文では日本を訪れるムスリム(イスラム教徒)観光客に対する受け入れについて大学3年生から取り組み始めたのですが、いざ論文を書き始めようとすると、先行研究がほとんど無く調査に息詰まってしまい、教授の提案を受けて日本有数の観光地、京都市に2016年9月2日から一週間滞在しフィールドワーク行いました。フィールドワークでは直接ムスリム観光客20人へのインタビューや自治体、受け入れを行なっているレストランやホテルの担当者へ6件取材を行い、当事者からの生の声を聞くことができ、新たな発見の連続でした。このフィールドワーク調査の報告書を提出した所、2017年7月9日に宮崎県で行われた全日本国際文化学会の全国大会で発表する機会を頂くという評価も得ることができました。これらの経験から基礎知識など多くの情報はインターネットや書籍から得ることがでますが、自分の足を使って情報を取ることでより多くの情報を得ることを学びました。
さて、そのような中、ReaLに入った経緯ですが、私がReaLに入った一番の理由は「このままではまずい」と危機感を感じたからです。
2016年11月20日に山口ReaL期生が主催する第1回山口ReaLミーティングパーティーに一参加学生として参加し、そこで企業様を前にして2分間で自己PRをする機会がありました。自己PRを用意したものの緊張で時間制限を超え、表情が暗いなどフィードバックを頂き、悔しい思いをしました。今振り返るとその時まで特に就活に対して何も準備をしておらず、このままでは自分の行きたい企業に行けないと危機感を感じ、入ゼミしました。
また、そのイベントを運営していた山口ReaLの先輩の姿も入ゼミの決め手一つになりました。イベントを企画し企業様に営業をかけ、企業様と対等にやり取りしている姿を見てとても同じ大学生とは思えず単純にカッコいいと感じました。社会人として活躍するというReaLの目的を体現しており自分もこの団体で経験を積み成長したいと感じました。
今振り返ると、ReaLで学んだことは「行動を起こさなければ何も始まらないこと」です。就活を終えた後、チームビルディングとして、我々山口ReaL6期生は11月と1月に “Meet Up Party”というイベント企画に取り組みました。イベント実施に向けて企業様参加社数と学生集客の両方達成に向けて営業などを行なってきましたが、思うようにいかず日々の達成率が伸びない現状やイベントまでの残り日数は減るばかり。達成できなければどうしようといったネガティブな事ばかりを考えてしまい、企業様へ営業の電話をかけることすら嫌になっていた時期もありました。ある時、同期にその事を相談した所、そんなこと考えていても達成はできないし、電話をかけるといった行動をしないと何も状況は変わらないと喝を入れられました。この一言で気持ちが切り替わり、チームとして140社以上の企業に電話をかけ目標を達成し、同期と喜びを共有することができました。
最後に、全国の大学生へのエールです。
是非、多くの人と会って、様々な経験をして欲しいです。
ReaLは就職活動の為に入りましたが、内定以降の経験が大きいと感じています。チームビルディングでは多くの企業様を訪問してお話をし、同期と目標達成に向けて本気で取り組むなど大学では出来ない経験を積めたと思います。卒業を目前に控えて、私は早く入社して働きたいという気持ちで一杯です。なぜなら、社会人と関わり、仲間と一緒にやり切ったという事実とそれに伴う自信があるからです。
皆さん自身が、自分に自信を持てるように、成功や失敗も含めて多くの経験を積んで欲しいです。
実践型就活&キャリアデザインゼミナールReaL
実践型就活&キャリアデザインゼミナールReaLは、高校2年~大学4年を対象にコミュニケーション能力、語彙力、人間力を鍛える実践型就活&キャリアデザインゼミナール。机上の論理を学習する大学の講義形式ではなく、リアルな就業現場見学、各業界のビジネスパーソンとの勉強会、実体験に基づいた企業研究、将来のキャリアデザインを行ったうえで納得した内定取得98%の成果をあげ、11年間で900名以上の社会人を輩出している画期的なゼミナール。